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この映画は、底抜けに笑いたい時、まぁ元気が余り無い時に観る映画です。

ただただありきたりな毎日を送っている専業主婦が主人公な映画なのですが、彼女の好きな言葉は「そこそこ」そこそこが好きなのに、冒険心が人一倍強いが為に、様々なトラブルと言うか、観ているこっちは面白いエピソードが次々に起こる、ある意味ジェットコースタームービーだと思います。

単身赴任しているダンナは、毎日電話をしてきても、彼女の近況を聞くでもなく「亀に餌やった?」これだけ。
本来ならその時点で、カーッ!離婚じゃ離婚!となりそうなものの、そこそこ幸せならよしっと考える彼女は、毎日亀に餌をやり続ける。
一緒の病院で一緒の時間に生まれた幼馴染がいるのだけど、彼女は全く真逆の人生を送る為に日夜アグレッシブな生き方をしていて、そこまでの生き方を望んではいないけど、このままだと亀に餌を与えるだけの人生になってしまうと、訳のわからない不安を抱いた矢先、100段階段の柱に小さな募集ポスター?シール?を見つけるのです。「スパイ募集」と言う募集を。
いやいや、私なら100無いですよ、その募集に応募するのなんて。だけどそこそこ主婦はそこが違う。自分を変えようとなんのスパイだかもわからずに面接に行き、合格して500万と言う高額を資金として受け取るのです。500万なら・・・と下世話な事も思ったりしますが、スパイ業務の基本は普通すぎる位普通で有る事。彼女に打ってつけ!

そこからは、今までの普通すぎな生活が、全てスパイの業務。

布団を干すことも買い物に行くことも昨日までは普通だったことが、スパイの一環だと思えばワクワクしてきますよね?
私もそんな業務ならワクワクしてお受けしたいです。ですが、あくまでもスパイはスパイ。いよいよ本格的に動かなけれなならない時が来て、今まで普通に接していたお豆腐やさんや、ラーメンやさんまでが スパイだったと言う。当然公安も動き出し、日常が非日常に変わってきた時は、観ているこっちもざわざわして、そわそわしてしまいます。
でもそこはコメディー要素が強い作品なので、最後まで笑わせてくれる素敵作品です。大好きな女優さんの上野樹里さんが主人公、幼馴染がこれまた大好きな蒼井優ちゃん。
そして脇を固める俳優さん達も、個性派で 決してスパイには向いてない感じがとてもいいです。
私的ツボは、温水さんが経営する「永久パーマ」と言う美容室で、パーマをかけている最中に「やることないんで、踊ってもいいですか?」といきなりアイドルのダンスを踊りだすところです。

底抜けの楽しい映画ですよ。